今回はゲーマーにおすすめのスマホ『Xiaomi POCO X7 Pro』のレビュー記事です。
記事にするつもりはなく、ゲームプレイ用に個人で買ったのですが想像以上にコスパ抜群のスマホだったので紹介します。
アフィリエイトリンクを設置していますがお金のために紹介するわけではありませんので、いい所も悪い所も正直に伝えるレビューです。
更に、12GB+512GB版やXiaomi POCO F7 Proとの違いなどよくある質問・疑問への回答もしています。
スマホを買い替え予定で機種選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。
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筆者はガジェットにそこまで詳しくありませんが、一般ゲーマーの生の声をお伝えします!
Xiaomi POCO X7 Proのいいところ

初めにXiaomi POCO X7 Proのいいところから紹介します。
筆者がいいと感じたのは以下の4点です。
それぞれ解説します。
Xiaomi POCO X7 Proはコスパが最高
Xiaomi POCO X7 Proは、Amazon販売価格で49,980円(2025年6月6日現在)です。
ゲーム性能を含む全体的なスマホ性能を評価してくれるAnTuTuベンチマークのスコアは、総合スコア約160万、3D(GPU)スコア約60万です。
現在の基準ではミッドハイクラス~ハイエンドクラスに分類されるでしょう。
最新の3Dゲームも快適に遊べる水準で、遊べないゲームを筆者は確認できていません。
※Amazonレビューではウマ娘のクラッシュが報告されています。ウマ娘をプレイする方は避ける方がいいかもしれません。
同程度のスペックを持つスマホのAnTuTuベンチマークスコアを比較したのが以下の表です。(参考価格は2025/6/6の価格)
機種名 | 総合スコア | 3Dスコア | Amazon 新品参考価格 | Amazonリンク |
---|---|---|---|---|
Xiaomi POCO X7 Pro | 160万 | 60万 | 49,980円 | Xiaomi POCO X7 Pro商品ページ |
iPhone 16 Plus | 160万 | 60万 | 156,000円 | iPhone 16 Plus商品ページ |
Xperia 1 VI | 170万 | 65万 | 189,200円 | Xperia 1 VI商品ページ |
AQUOS R8 pro | 150万 | 60万 | 80,400円 | AQUOS R8 pro商品ページ |
Google Pixel 9 Pro | 140万 | 45万 | 129,500円 | Google Pixel 9 Pro商品ページ |
※ネット調べ
値段の高いスマホはROM容量が大きかったり、カメラ性能が良かったりなどの違いはありますが、スコアと値段を比較したときのコスパが圧倒的に優れているとわかります。
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Xiaomi POCO X7 Proを購入した理由の9割はコスパです!
Xiaomi POCO X7 Proはメイン端末として充分な性能
Xiaomi POCO X7 Proはゲーム性能以外にも十分な機能が揃っています。
- 6,000mAバッテリー&90W充電
- 5,000万画素メインカメラ
- 1.5K解像度ディスプレイ
- IP68防塵・防水(最高レベルの防塵性能+真水への水没に耐えられる防水性能)
このようにゲーム性能以外も充実しているため、いわゆるメイン端末として使える充分な性能でしょう。
PCがiOSでスマホもiOSのiPhoneがいい、スマホと家電のメーカーを揃えて特別な機能を使っているなどの理由がない限り、Xiaomi POCO X7 Pro1台で十分です。
Xiaomi POCO X7 Proは付属品が充実している
最近のSIMフリースマホは何も付属品がない本体のみの商品が多いですが、Xiaomi POCO X7 Proは違います。
Xiaomi POCO X7 Proには、
- 90W充電アダプター
- 充電用USBCケーブル
- スマホカバー
- 画面保護フィルム(貼り付け済)
が付属品としてついています。
通常使用の範囲では、本体以外に何も買う必要がありません。
コスパがいいといっても5万円の高価な買い物ですので、出費が少なくなるのは嬉しいポイントです。
ただし、これらの付属品は試供品との記載がありますので、あくまでおまけ商品と考えましょう。
Xiaomi POCO X7 Proはサプライも充実している
基本的に付属しているといっても、好みのケースやガラス製保護フィルムが欲しい方も多いでしょう。
Xiaomi POCO X7 Proは大手メーカーの人気モデルですので、ケースや保護フィルムが多数発売されています。
iPhoneと比べるとさすがに少なくなりますが、自分好みのサプライを見つけられる可能性が高いでしょう。
筆者もケースとフィルムをAmazonで購入しましたので、おすすめのケースとフィルムを知りたい方は、Xiaomi POCO X7 Proおすすめのケースと保護フィルムをご覧ください。
Xiaomi POCO X7 Proの不満なところ

Xiaomi POCO X7 Proが悪いところのない完璧なスマホかというとそうではありません。
不満点もありますので紹介します。
具体的には以下の点が良くないと感じました。
それぞれの不満点を解説します。
おサイフケータイやMagSafeに対応していない。
Xiaomi POCO X7 Proは国産スマホやiPhoneと比較してついていない機能がいくつかあります。
対応していない機能で気になるものを挙げると、
- おサイフケータイ
- MagSafe
- 外付けMicroSD
- eSIM
- ワイヤレス給電
などです。
これらの機能が必須の方はXiaomi POCO X7 Proは購入しない方がいいでしょう。
ただし、おサイフケータイ(FeliCa)には対応していませんが、Type-A,Type-BのNFCには対応していますので、マイナンバーカードの読み取りや国際標準のタッチ決済には対応しています。
対応しているものと、対応していないものを簡単に調べましたので参考にしてください。
使えるもの | 使えないもの |
---|---|
・Visa / MasterCardのタッチ決済 ・マイナンバーカードの読み取り ・ホテルの電子キー ・イベントの電子チケット ・Google Pay / Apple Pay | ・日本の交通系IC └Suica/Pasmo/ICOCAなど ・日本の電子マネー └WAON/nanaco/楽天Edyなど ・おサイフケータイ ・一部の社員証や学生証のICカード |
ゲーマーに注意して欲しい点としては、SDカードを挿入できない点です。
3Dゲームを同時にたくさんプレイする方や、高画質の動画撮影を多くする方は8GB+256GBモデルでは容量が不足する可能性がありますので、512GBモデルを選びましょう。
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ゲームで512GBの容量が不足することはほぼないでしょう。
動画などで容量が不安な方はGoogleストレージ/OneDriveなどを活用してください。
初期インストールアプリが多い
Xiaomi POCO X7 Pro購入時から多くの不要なアプリがインストールされています。
サードパーティ製のゲームアプリやXiaomi製のアプリなど、大多数の日本人ユーザーが必要としないアプリです。
これらのアプリは容量が無駄に消費されるだけでなく、アップデートに通信量を消費するなど残しておくとデメリットしかありません。
しかしXiaomi製の一部のアプリはPC環境がないと削除できません。
PC環境があっても、ある程度の知識がないと削除するのは難しいでしょう。(必要なものまで消してしまう可能性もある)
削除できないアプリを受け入れる、削除を諦め無効化しておくなどが必要になるかもしれません。
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中国では多くのGoogleアプリが利用できないので、Xiaomiに限らず中華スマホには不要アプリが多くインストールされています。
これらは基幹機能に設定されているため、削除ができない場合が多いです。
Xiaomi POCO X7 Pro初期インストールアプリの削除&無効化方法
筆者が削除・無効化した方法を紹介します。
画像付きで説明しているので長い&不要な方が多いと考えられるので折りたたんであります。
まずはじめに、Xiaomi製アプリの無効化前に削除できるアプリを削除します。
- 初期インストールされているアプリ『AppMall』をひらく
- 画面下部のプロフィールをタップ
- 画面右のアンインストールをタップ
- 不要なアプリを選択してアンインストール
Xiaomi Hyper OSの使い勝手が悪い
Xiaomi POCO X7 ProはAndoroid OSをカスタマイズしたXiaomi Hyper OSです。
基本はAndoroidですが、細かな部分が異なり普通のAndoroidOSに慣れていると使い勝手が悪いです。
細かな操作が異なる、ウマ娘など一部の国産ゲームと相性が悪いなどのデメリットがあります。
前の項目で解説した削除できないアプリもOSが原因のものが多く、独自OSなのは大きな欠点といえるでしょう。
フラグシップ機種と比べると弱い
コスパに優れているとはいえ5万円の端末です。
iPhoneや10万円以上のゲーミングスマホと比べると劣っている点が多くあります。
例えば、カメラに望遠機能がない(光学2倍ズームはできる)、可変リフレッシュレートに対応していない、ワイヤレス充電に対応していないなどです。
iPhoneのProモデルを使っていて、ハイスペック機種に慣れていると性能が物足りなく感じる可能性があるでしょう。
妥協したくないユーザーには向かない端末です。
Xiaomi POCO X7 Proを実際に使用した感想

この項目では実際に使用した感想をお伝えします。
完全に個人の主観に基づいたものですので、使用環境や価値観によって異なる可能性がありますが購入するか悩んでいる方は参考にしてください。
Xiaomi POCO X7 Pro実機レビュー①動作は軽快
執筆時点はいくつかのゲームのデータ引継ぎ、ヘブバン及びウマ娘のプレイ、ネットサーフィン、LINEしかしていませんが動作が軽快で不満に感じる点は一切ありませんでした。
容量の大きな画像が多数ある素材サイト(PCページ)にアクセスすると表示に少し時間がかかりましたが、読みこみ中でも滑らかにスクロールしていたのでおそらく通信速度の問題でしょう。
一般的な使用の範囲では軽快に動作します。
Xiaomi POCO X7 Pro実機レビュー②XiaomiOSは慣れれば問題なく使えそう
XiaomiOSの評判が悪く心配していましたが、問題ありませんでした。
違和感はあるものの基本的な操作はAndroidで、Androidユーザーであれば調べなくとも基本的な操作が出来るでしょう。
削除できないアプリは邪魔ですが、無効化・自動アップデートOFFで隔離フォルダにまとめているため実害は出ていません。
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通常手順で削除できないアプリは、実害がでるまでそのままにしておこうと思っています。
Xiaomi POCO X7 Pro実機レビュー③発熱はやや不安かも
充電しながら3Dゲームをプレイしていると、やや端末が熱くなりました。
全面保護のプラスチックケース+布団の上+充電中+重めのゲームと劣悪な環境でやや熱くなっただけなので、冷却性能はそれなりにあるでしょう。
しかし、炎天下の屋外で充電をすると更に発熱する可能性があります。
スペックが高くなると発熱量が増えるのは仕方ありませんが、夏の屋外など高温環境下では動作速度が低下するかもしれません。
Xiaomi POCO X7 Pro実機レビュー④画面の発色が淡め
色彩初期設定の原色Proでは発色が淡く感じます。
色彩設定をビビットにすると以前の端末(AQUOS)に近くなりましたが、それでもまだ淡いままです。
色の感じ方は特に個人差が大きいので、購入したら色彩設定をはじめにするといいでしょう。
Xiaomi POCO X7 Pro実機レビュー⑤電池持ちは良好
Amazonレビューでは電池持ちに不満があり、6,000mAhとは思えないとの意見があります。
しかし筆者の環境では、電池持ちは良好で2日間(36時間)充電せずともバッテリーは50%を切りませんでした。
6,000mAhの容量を実感できるかは環境によるでしょうが、少なくとも他機種とくらべて電池持ちが悪いということはなさそうです。
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筆者は4,500mAhの機種でも数日間充電しないくらいスマホの利用頻度が低いので参考にならないかも
Xiaomi POCO X7 Proおすすめのケースとおすすめ保護フィルム

Xiaomi POCO X7 Proにおすすめのケースと保護フィルムを紹介します。
おすすめを紹介するといっても、筆者が端末と一緒に購入した商品を紹介するだけです。
1つずつしか紹介できないかわりに、選ぶときのポイントを解説しますので参考にしてください。
Xiaomi POCO X7 Proおすすめケース
筆者が購入したのはこのケースです。
この商品を選んだ理由は、
①マグネットで設置できる
②バンカーリングとして使える
③バンカーリングが360°回転する
④側面がゴム系素材
⑤背面がクリア系
の条件を満たしている商品で一番安かったからです。
商品説明画像が明らかに自動翻訳で、ワイヤレス充電できないのに書いてある、商品提供のサクラっぽいレビューがあるなど心配な点が多くありましたが、問題なく使用できているのでおすすめです。
Xiaomi POCO X7 Proケース選びのポイント
ポイント①レンズ部分を保護できるケースを選ぼう
Xiaomi POCO X7 Proはレンズが本体より出っ張っているデザインです。
カメラ部分を保護できるケースの方が安心。
ポイント②Xiaomi POCO F7 Proのケースと間違えないよう注意しよう
Xiaomi POCO X7 Pro ケースとAmazonで検索すると、Xiaomi POCO F7 Proのケースも同時に表示されてしまいます。
間違えて購入してしまわないように注意しましょう。
ポイント③レンズ部分の形状に気を付けよう
Xiaomi POCO X7 Proはカメラレンズが2つあります。
1枚でレンズ2つを保護するタイプのフィルムだと、ケースによっては相性が悪いです。
おすすめで紹介しているケースはおそらくハマりません。
Xiaomi POCO X7 Proおすすめ保護フィルム
筆者が購入したのはこのフィルムです。
この商品を選んだ理由は、以前使っていたスマホのフィルムも同商品を購入しており、ガイド付きで貼り付けしやすかったからです。
また、ガラス製でタッチペンがすべりやすく、画面内指紋認証も問題なくお気に入りのフィルムでした。
Xiaomi POCO X7 Proのフィルムはガイドがついていなくてガッカリしましたが、保護フィルムとしては問題なく機能しています。
ガイドはないものの、2枚セットで1回失敗したり、割れてしまったりしても再購入しなくていいのでおすすめです。
追記:カメラレンズのフィルムがはがれてしまいました。カメラレンズのフィルムも重視している方にはおすすめできません。
Xiaomi POCO X7 Pro保護フィルム選びのポイント
ポイント①タッチペンを使用するならガラスフィルムを選ぼう
パズドラなどのパズルゲームや電子ノートでタッチペンを使うならガラスフィルムがおすすめ。
薄いポリ系フィルムよりも滑りやすく使いやすい。
ポイント②ガイド付きフィルムを選ぶと貼り付けが楽になる
ガイド付きのフィルムを選ぶと貼り付けが非常に楽です。
ほこり混入の防げませんが、貼り付けがズレる失敗が防げます。
ポイント③レンズ部分の保護フィルムの形状に気を付けよう
Xiaomi POCO X7 Proはカメラレンズが2つあります。
1枚で2つのレンズを保護するタイプのフィルムだと、ケースとの相性が悪い可能性があります。
おすすめで紹介しているフィルムは2枚分割タイプです。
Xiaomi POCO X7 Proでゲームを遊んでみた
現在プレイ中。
Xiaomi POCO X7 Proはゲームの動作状態を観測できるため、ある程度動作の確認してから追記予定。
Xiaomi POCO X7 Proでよくある質問

- QXiaomi POCO X7 Proの安全性は大丈夫?
- A
中華スマホはデータを抜かれるとの発言を稀に耳にしますが、Xiaomiは世界展開している大手のブランドなので心配ないでしょう。
ソニーとカメラ技術で提携していたり、日本法人が設立されていたりと中国企業のなかでも信頼性は高いです。
- QXiaomi POCO X7 Proは8GB+256GBと12GB+512GBどっちがおすすめ?
- A
動画を大量に保存したり、容量を大きいゲーム(原神・スタレ・ヘブバンなどの3Dゲーム)を4つ以上同時にインストールするなら512GBモデルの方がおすすめ。
多数の一般アプリ+多数の軽いゲーム(モンスト・パズドラなどの2Dゲーム)+重いゲーム2,3個までなら256GBでも充分。
- Q同系統機種のXiaomi POCO F7 Proとどっちがおすすめ?
- A
チップ性能がやや向上している・解像度が2K以外にゲームプレイ上の違いはほとんどない。
明確な理由(少しでも高画質でゲームを楽しみたいなど)が無い限りX7の方がおすすめ。端的に言うなら『悩むくらいならX7でいいんじゃね?2万安いし』
- QXiaomi POCO X7 Proはいつまで使える?
- A
未来のことで断言はできないが、少なくとも3年は最新の3Dゲームでも遊べると予想される。
- QXiaomi POCO X7 Proでウマ娘はプレイできる?
- A
スマホ版ウマ娘をプレイしていませんでしたが、確認のため1時間ほど遊んでみました。
筆者は問題なく動作しましたが、Amazonレビューではクラッシュが報告されています。
ウマ娘をプレイする方は、購入を避けた方がいいかもしれません。
Xiaomi POCO X7 Proまとめ:スマホにコスパを求めるゲーマーなら超おすすめ!

素人が頑張ってレビューしてきましたが、まとめるとスマホにコスパを求めるゲーマーにおすすめの一台です!
なぜオススメなのかというと、3Dグラフィックの重めのゲームを快適にプレイするには、iPhoneか10万円クラスのスマホが必要ですが、Xiaomi POCO X7 Proは5万以下で購入できるからです。
だいたいのスマホゲーのガチャ天井1回分以下の値段で購入できるので、スマホの動作に不満があった方や気になっていた方は買っていいでしょう。
一方で、コスパ以外は特にオススメポイントはない普通のスマホです。
使っているスマホに不満が無い方や、おサイフケータイなど未搭載機能が気になる方は買わない方がいいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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