『Civ4まではプレイしたけど、5が微妙で6は買わなかった』
『シミュレーションゲーム好きならCivはやっておけ!といわれた』
このような方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の記事では、発売から8年の月日が経ったCiv6をいまさらレビューです。
6はあまり遊んでいないなぁっと思ったら600時間遊んでいた筆者が、初心者に向けた情報も合わせて紹介します。
Civ7の予約も開始されたので、最新作プレイ前に旧作の情報をおさらいしたい方もぜひご覧ください。
- 神ゲー
- 楽しめる人は無限に楽しめるが、楽しめない人は楽しめない
- グラフィックのできもいい
- 中毒性がすごいので子供や学生は手を出さない方がいい
- リザルトのアメーバとパパパパウワードドン返して
発売日 | 2016年10月21日 |
価格 | 7,000円 |
対応機種 | Windows macOS Linux iOS Android Switch PS4 Xbox One |
ジャンル | ターン制ストラテジー |
会社名 | Firaxis Games |
公式サイト | 日本版公式| シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI (2kgames.jp) |
シヴィライゼーションとは
レビューの前にシヴィライゼーションについて基本的な情報をお伝えします。
シヴィライゼーション文明の勃興をモチーフにしたターン性シミュレーションゲーム(ステラテジーゲーム)です。
六角形で構成されたヘクスマップで他の文明と、ときに協力、ときに争いながら文明を発展させ、勝利条件の達成を目指します。
第一作の発売から30年以上の歴史があるゲームで、2024年10月現在の最新ナンバリングは6です。
また、2025年2月12日には最新のシドマイヤーズ シヴィライゼーション VIIの発売が予定されています。
シヴィライゼーションVIレビュー
項目 | 評価 |
---|---|
ストーリー | 評価なし |
グラフィック | |
サウンド | |
キャラクター | |
ゲーム性 | |
中毒性 | |
総合 |
ストーリー 評価なし
ストラテジーゲームのため、ストーリーはない。
自分が作り上げた文明の歴史のストーリーを楽しもう。
グラフィック
1つ1つのユニットのグラフィックが作りこまれており、戦闘モーションも見ごたえがある。
時代の経過とともに労働者や都市の様子も変遷し変化も楽しめる。
丘陵がわかりづらい、画面内ユニットが多いとごちゃごちゃするなど問題点もあるが、MOD利用で解決できる。
前作5では世界遺産のグラフィックが1枚絵だったが、今回はムービーが復活したのも嬉しいポイント。
サウンド
テーマソングの壮大感、重厚感は歴史ストラテジーに相応しい。
プレイ中BGMはプレイの邪魔にならないよう注意しながらも、各文明がもつ特徴を上手く表現できている。
過去のシリーズで愛された開戦SE『パパパパウワードドン』が無いところは不満点である。
キャラクター
各指導者によって思考AIが異なり、好戦性の高い指導者は宣戦布告を行いやすいなど特徴づけられている。
RPGのように物語でキャラクターを語れない分、外交関係によって変わる表情や所作でキャラクターの魅力を高めている。
発売当初は指導者のグラフィックに対して批判の声が上がったが、慣れれば気にならない。
ゲーム性
スタート地点や選択文明・指導者によって毎回違ったプレイを楽しめる。
マウソロス→イムホテプ、この世界に糧を→ガードワラなど、どんな場面でも強力なものは一部あるが、状況に合わせて臨機応変に戦略を練る必要がある。
戦略性が高く中長期の道筋をたてて攻略するが、不意のトラブルが起きることもあり、毎回新鮮なプレイになりやすい。
また、拡張パックである「文明の興亡」「嵐の訪れ」によってより多くの楽しみ方ができるようになった。
中毒性
シヴィライゼーションシリーズはゲーマーの間で、電子ドラッグと呼ばれることもあるほど中毒性が高い。
今作も中毒性は健在で、「次はもっとうまくできるはず」「次はあの戦略を試そう」と何度もプレイしてしまう。
通常のプレイに飽きたとしても、ユーザーが作ったMODを導入することで、新しい感覚でプレイできる。
気が付けば数時間、数十時間プレイしてしまう中毒性は脅威。
総合
発売から8年が経ち、拡張パックの発売やユーザーMODの充実とともに神ゲーになった一作。
発売当初は評価が低いこともあったが、Civシリーズではいつものことだ。
歴代のファンからも6が一番名作との評価が出るほどのゲームであり、シミュレーションゲームが好きなユーザーはぜひプレイしてほしい。
Civ6のここが凄い
レビューでは書ききれなかったCiv6の優れている点を紹介します。
毎回新鮮にプレイできる
Civの魅力は、いつものパターンに加え、臨機応変さが求められるところです。
例えば、
- ・いつもは宗教創始を優先しているが、周辺に別文明が多く空き土地が少なくなりそうだから新規都市開拓を優先する。
- ・序盤は内政に励むプレイをするが、近くに戦闘狂がいるので戦力増強をする。
などです。
特に高難易度では臨機応変なプレイが求められるので、いつものセオリーが通じず新鮮なプレイができます。
自分好みにカスタマイズしてゲーム開始できる
Civ6では難易度だけでなく、マップの地形や蛮族の有無など様々な要素をカスタマイズできます。
たとえば海洋文明を選択してプレイ開始したときに、群島マップを選べば最高難易度でもクリアしやすくなりますし、逆にパンゲアマップを選べば最高難易度以上の難易度になります。
自分の遊びたいように遊べるのが魅力のひとつです。
史実に基づいたキャラクター設定
歴史に忠実とまではいかなくとも、歴史に沿った能力を指導者が所持しています。
クレオパトラは砂漠の氾濫原にボーナスを得る特性を持っていますし、徳川家康は鎖国に関係する特性を持っています。
また同様に文明によっても固有の特性があり、フランスは文化に強く、イギリスは産業に強いなどです。
歴史上の人物及び実在した文明で、現実の地球では歩めなかった文明の歴史をシド星で歩めます。
Civ6ののここが改善点
Civ6は世界中にファンがいるストラテジーゲームですが、改善点も多くあります。
MOD導入で簡単に改善できるところを除いて紹介します。
動作が不安定
8年間のアップデートで大幅に改善されましたが、動作が不安定なときがあります。
特にゲーム開始画面では頻繁に応答待ちのエラーになります。(待っていれば普通に始まりますが)
オートセーブを切ってプレイしていると、数時間のプレイがパーになることもあり、次回作では安定動作を求めたいです。
MODなしでのUIがわかりにくい
何もMODをいれないプレイをしているときは、どこに情報が書いてあるのか分かりませんでした。
また、区域の設置条件などもわかりづらく、特にダムに関しては解説動画が出るまで建設可否は建設画面まで行かないと確認方法すら不明でした。
PC版でMODを導入すればかなり改善されますが、コンシューマーでプレイすると大きなストレスになるでしょう。
チュートリアルが無いも同然
Civ6にはチュートリアルが存在しますが、拡張発売前のままアップデートが止まっています。
基本的な操作方法こそわかりますが、ゲーム攻略の基礎など初心者が知りたい情報はほとんどわかりません。
ストラテジーゲームやシミュレーションゲームのプレイ経験が浅い方は、youtubeの解説動画などを見てプレイしなければ、おもしろくなる前にプレイをやめてしまうかもしれません。
Civ6のプレイおすすめハード
Civ6はPC、PS4、Switchでプレイできますが、PCでのプレイをおすすめします。
なぜなら、
- MODを導入できる
- 頻繁にセールが行われており、拡張込みでも安く買える
- ロード時間が短くグラフィックがいい
などの特徴があるからです。
PC以外ではCiv6の魅力を充分に味わえないといっても差支えありません。
一度プレイしてみたいならコンシューマー版でも構いませんが、ガッツリと遊びたいのであればPC版を選びましょう。
Civ6のオススメMOD
Civ6をPC(steam)でプレイするときにオススメのMODを紹介します。
今回は、言語に依らないMODのみを紹介するので、英語が苦手な方でも安心です。
プレイに慣れてMOD文明をプレイしたい方や、より多くのMODを導入したい方は日本語wikiを見てMOD構成を構築しましょう。
Detailed Map Tacks (詳細版マップピン)
Civ6の特徴である隣接ボーナスがピンでわかりやすくなるMODです。
中級者以上は必ず行う区域計画が立てやすくなるのでオススメです。
Top Panel Extension (トップパネル拡張)
ゲーム中のトップパネルに様々な情報を追加するMODです。
現在の文明の状態がわかりやすくなります。
Better Report Screen
各種報告画面を一覧表示するMOD
この次に紹介するMODが非常に有用で、前提MODなので導入したい。
Extended Policy Cards (政策カード画面拡張)
政策カードの出力が表示されるようになる。
もうこのMODなしではプレイしたくないほど有用なMOD
Civ6を配信しているオススメ配信者
Civ6を配信しているオススメの配信者を紹介します。
シリーズ初心者は紹介している方たちの動画や生放送をみると、最初から楽しみやすくなります。
つー助教授 さん
AAを使ったゆっくりボイスで実況している配信者さん。
筆者はニコニコでつー助教授のCiv4動画を見てシリーズにハマった。
初心者向けの動画内容でテンポがいいのでプレイ前に見ても楽しめる。
貴公は私をCiv沼に引きずり込んだのだぞ!+10
suisui さん
主な配信サイト:youtube
初心者から中級者に、中級者から上級者になりたい方にオススメ。
MODの翻訳もされていてDiscordサーバーで翻訳ファイルの配布もしてくれている。
筆者のCiv6はsuisuiさんが翻訳してくれたMODや、生放送中にオススメしてくれたMODが多数入っている。
MOD導入を検討しているなら、視聴して損はない。
えばぬん
主な配信サイト:youtube,twitch,ニコニコなど
※現在ブログ執筆&動画編集中で配信開始していません。
視聴者0人安定なので、生放送していた場合、気になったことを質問すればほぼ100%回答される。
別ゲーやブログ執筆、動画編集を配信していても気にせず質問していい。
Civ6ユーザーにおすすめの別ゲー
Civ6をすでにプレイしている方におすすめの別ゲーを紹介します。
シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII(Civ7)
遊べるハード:PC、Switch、PS5、XBOX
希望小売価格:8,800円
やはりCiv7は外せないだろう。
発売日は2025年2月11日を予定していて、現在予約受付中。
ゲーミングPCを所持しているならばPC版がおすすめ。
Age of Wonders III
遊べるハード:PC
参考価格:3,990円
ファンタジー要素のあるストラテジーゲーム。
2014年発売のゲームだが、ターン制ストラテジーゲームの最高傑作と評するユーザーも多くいる。
英語版のみだが有志のMODで日本語化できるので、英語が苦手なユーザーも安心してプレイできる。
Slay the Spire
遊べるハード:PC、Switch、PS4、XBOX、スマートフォン
参考価格:2,800円
比較的安価で長時間プレイできるゲームを探しているならこれ。
PC以外にSwitchやスマホでも遊べるので、ゲーミングPCを持っていなくても遊べる。
総プレイ時間1,000時間越えのユーザーが多数いる恐ろしいゲーム。
レビュー記事はこちら。
よくある質問
- Qどれを買えばいい?
- A
楽しめるか不安なら拡張なしを購入。楽しめそうなら全部入り(Platinum Edition)を買うのがおすすめ。
セールで90%以上値引きされるのもザラなので、セールを狙って買おう。
- Q初心者におすすめの文明は?
- A
ローマのトラヤヌス。
初心者がつまづきやすい序盤を無償のモニュメントがあることでスムーズに進行でき、固有ユニットに鉄が必要なので、資源に関することも習得しやすい。
- Qどのマップでプレイするのがおすすめ?
- A
慣れるまでは大陸かパンゲアが無難なマップ。
逆に群島や雪結晶は特殊な戦略が必要なのでおすすめしない。
- Q初プレイの難易度はどれを選ぶべき?
- A
シリーズ初プレイなら「開拓者」「族長」のどちらか。
動画などで予習して自信があっても「王子」までにするといい。
Civilization VII予約受付中
シリーズ最新ナンバリング『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』が2025年2月12日に発売予定で、現在予約受付中です。
最新作を最速でプレイしたいかたは、今のうちに予約しましょう!
ただし、過去の傾向的に、シリーズファン以外は初日から楽しむのは難しくなるのが予想されます。
なぜなら、Civは多くのアップデートやユーザー作成のMODでどんどんおもしろくなるゲームだからです。
各種拡張が出そろい、MODが充実したあとのほうが楽しみやすいでしょう。
私は一つ目の拡張が発表されたくらいに買う予定です!
まとめ
今回の記事では、8年前に発売したCiv6のレビューを行いました。
中毒性の高いゲーム性、ユーザーMOD利用の味変など長時間腰を据えて遊ぶシミュレーションゲームを遊びたい方におすすめの一作です。
steamセールを利用すると、通常7,000円が700円の90%OFFで購入できるので、気になった方はウィッシュリストに追加し、セールのタイミングで購入して楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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