『安くておもしろいゲームないかなぁ・・・』
とsteamのゲームの海をさまよっている方も多いのではないでしょうか?
今回は1,700円で購入でき、長時間遊べるバックパックバトルのレビューを行います。
総プレイ時間233時間、全キャラクターマスターランク到達の筆者がいい所も悪い所も正直にレビューします。
ぜひ最後までご覧ください。
初期は英語のみでしたが、現在は日本語にも対応しています!
- 良ゲー
- 暇つぶしには最適
- 見た目よりも難易度が高め
- 値段相応のおもしろさは保証
- アーリーアクセスで日々アップデートされている
- ストリーマーがバズらせたゲーム
バックパックバトルとは?
バックパックバトル(以下:BpB)はいわゆるバックパック系と呼ばれるジャンルのゲームです。
ランダム性が高く繰り返しプレイをするゲームなので、ローグライク系ともいえるでしょう。
インディーゲームで広告がほとんど無かったにも関わらず、プロゲーマーやストリーマーの配信で認知され、シンプルながら奥深いゲーム性で多くのファンを獲得しました。
本作はバトルがオート進行で、プレイヤーが介入できるのはアイテム配置のみな点が特徴です。
精密な操作や反射神経は必要ないので、誰でも楽しめます。
執筆時(2024年10月)はアーリーアクセスで、アップデート頻度が非常に高く、日々進化を続けている。
発売日 | 2024年3月8日 |
価格 | 1,700円 |
対応機種 | PC(steam) |
ジャンル | ストラテジー |
会社名 | Play With Furcifer |
公式サイト | なし |
バックパックバトルレビュー
項目 | 評価 |
---|---|
ストーリー | 評価なし |
グラフィック | |
サウンド | |
キャラクター | |
ゲーム性 | |
中毒性 | |
総合 |
ストーリー 評価なし
ストーリーがないため評価なし
グラフィック
美麗なグラフィックではないが、シンプルながら味があるグラフィック。
細かな書き込みやモーションがほぼない代わりに、視認性が高くなっておりプレイに必要充分である。
プレイ時重要になるアイテムの合成や進化が、非常にわかりやすくなるアップデートがあり、非常に整理されたグラフィックになった。
サウンド
サウンドは基本的にアセットを利用していると思われる。
(他社開発のゲームで聞いたことのあるBGMが利用されているため。確証はない。)
ゲーム体験の向上にサウンドの影響が薄いため、インディーゲームのリソースの集中を考えると、アセット利用がベストな選択だろう。
アセットだからクオリティが低いというわけでなく、ゲームの雰囲気にマッチしており、全く違和感はない。
キャラクター
アーリーアクセスでは4人のキャラクターが存在し、それぞれ特有の強みがある。
プレイに影響しない着せ替え要素もあり、キャラクターは個性的かつ魅力的。
キャラクター選択が戦略、ビルドに大きく影響するため愛着も湧く。
ゲーム性
バックパックバトルの魅力の90%はゲーム性にある。
運要素と実力要素のバランスが絶妙で、何度も試行錯誤しながら繰り返しプレイしたくなるだろう。
ショップに出現するアイテムのランダム性が高く、毎回理想のビルドを完成させるのは不可能で、プレイごとに異なるゲーム体験になる。
戦闘はすべて自動で行われるため、プレイヤーが行うのはバックパック内にアイテムを配置することだけだが、中毒性は驚異的。
ランクマッチで環境ビルドを組むもよし、アンランクで特化したオリジナルビルドを組むもよしで様々な楽しみ方ができる。
また、PVPのみのゲームだが、リアルタイムではなくプレイヤーゴーストとの対戦になる。
比較的近い時間にプレイされたプレイヤーのゴーストと対戦で、流行ビルドやプレイヤースキルが反映されているが、画面の向こうにプレイヤーがいるわけではなく、気軽にプレイできる。
上位帯では上振れした時の自分と当たって負けることもあります(笑)
中毒性
1プレイにかかる時間が10分程度で、気軽にプレイできる。
気軽にプレイできるがゆえに少しの時間でもプレイ可能で、少しヒマな時間があると無意識にゲームを起動しています。
また、10分だけ息抜きにプレイしようと起動したにも関わらず、気が付くと長時間プレイしてしまっていた回数は数えきれません。
バックパックバトルには脅威の中毒性がある。
総合
戦略性とランダム性が魅力の良作ゲーム。
ランクマッチでの勝利を目的にプレイするとイライラすることもあるが、暇つぶしには最適だろう。
製品版アーリーアクセスは1,700円と安価で、値段以上に楽しめる。
購入するか悩んでいる方はデモ版での体験がおすすめ。
バックパックバトルのここがすごい
レビューで紹介しきれなかったBpBの優れている点を紹介します。
筆者がBpBを長期間遊んでいるのは、以下の点が優れているからです。
- アップデート頻度が非常に高い
- ゲームバランスが絶妙
- 開発者の熱意がすごい
BpBはアップデート頻度が高い
BpBは頻繁にアップデートされます。
アップデート内容はアイテムが追加される大規模なものから、数値が調整される小規模なものまで様々ですが、1〜2週間に1回のアップデートが入ります。
リリース初期に遊んでいたけれど、最近は触っていないという方がプレイすると、変化に驚きますよ。
BpBはゲームバランスもいい
BpBはゲームバランスも優れています。
ビルドが完成しやすく勝率が高くなりやすいランクマッチのメタになる構成もあれば、完成こそ難しいが完成してしまえば最強な構成もあり、リスク・リワードのバランスが素晴らしい。
メタ構成のみを目指すと運ゲーになり、バランスが悪いと感じやすいですが、様々な構成を試して遊ぶのには適したバランスです。
カジュアルマッチでロマン装備を完成させて無双しているときは非常に爽快感があり、ネタビルドで完走できたときは至福です。
BpB開発者の熱意が高い
BpBはインディー開発で開発者が非常に高い熱意をもっています。
なぜ熱意が高いか分かるかというと、高頻度で開発者自らプレイしながら生配信しているからです。
様々な思想や思惑を反映させたゲームが多いなか、自らプレイして自分が楽しいゲームを開発しています。
英語配信ですが、開発者がダイヤランクで沼っているのを見るのは楽しいです。
バックパックバトルここが改善点
BpBはアーリーアクセスということもあり、改善点がいくつか残っています。
プレイ中に気になるのは以下の点です。
- ランクマッチの上位帯は苦行になる
- 運ゲー要素が強くなっている
- ナーフ調整が多い
BpBの上位ランクは苦行
ランク戦の上位、具体的にはダイヤ以上になると苦行になります。
なぜなら、対戦相手全員がセオリーを知っていて実力差が小さくなり、運での勝負になってしまうからです。
また、後半戦では、後半まで生き残っている相手との勝負になるので、上振れした超強力な相手とのバトルが増えます。
ランクポイントを稼ぐには、序盤で負けにくく安定して勝ちやすいビルドを組まなければなりません。
よって、上振れを連続するまで耐久する苦行になってしまいます。
ランク戦はプラチナくらいまでにしておいた方が楽しめます。
BpBに運ゲー要素が多くなっている
BpBは運の影響が大きくなっています。
なぜなら、多くのアップデートでアイテムが追加されたにも関わらず、ショップに並ぶアイテムが5個から変化していないからです。
特定のアイテムを組み合わせて合成できる上位アイテムを目指していても、キーアイテムを入手できる確率が下がっています。
これ以外にも、アミュレットがランダム、付与するデバフがランダムなど、ランダム要素が増えて戦略を練るのが難しくなっています。
BpBはナーフが多い
BpBは頻繁にバランス調整を行っていますが、ナーフ調整が多いのも不満のひとつです。
新アイテムを強力に実装してプレイヤーにたくさん使用させて、ナーフで調整するのは工数を考えれば理にかなっているでしょう。
しかし、愛用していた装備が大幅にナーフされると爽快感がなくなりますし、モチベーションの低下につながります。
強化調整もありますが、強化幅は非常に小さく、複数パッチに渡って行われます。
変化がわかりにくく、弱かったビルドを試す動機付けになっていません。
バックパックバトルを配信しているおすすめ配信者
バックパックバトルはストリーマーさんが布教したことで、日本でブームになりました。
ブームの火付け役となった配信者さんや、攻略情報を投稿している配信者さんを紹介します。
しんじさん さん
バックパックバトルが日本でブームになるきっかけになったストリーマーさん。
製品版発売前のデモ時点で多くのストリーマーさんに布教してブームになった。
トークが軽快で、なんのゲームをプレイしていてもおもしろい。
私もしんじさんの生放送でBpBを知りました。
フルコンチャンネル さん
ニコニコ出身の実況者さんで、ニコニコ関係のストリーマーにはフルコンさんが広めた。
1年以上BpBをプレイし続けており、BpB愛は本物。
アプデ情報も丁寧に動画で説明してくれる。
バックパックバトルについて よくある質問
- Q日本語でプレイできますか?
- A
日本語でプレイできます。
翻訳ミスや分かりにくい翻訳もありましたが、改善されています。
- Q初心者におすすめのビルドは?
- A
パッチ0.9.23時点は、プリズムソードビルドがおすすめ。
スキルアイテムやジョブアイテムが多く、ランダム性が高いため自分で好みを探してほしい。
- Qセール時の価格は?
- A
2024年10月時点での最安値は1,530円
10%しか変わらないので、プレイしたいと思ったときに買えばいい。
- QSwitchでプレイできる?
- A
2024年10月現在はPC版のみです。
バックパックバトルのレビューまとめ
この記事では、バックパックバトルのレビューを行いました。
がっつりと腰をすえて遊ぶには向きませんが、暇つぶしに手軽にプレイするのには最適な良ゲーです。
値段も1,700円と安めなので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
購入するか悩む方はデモ版で体験プレイもできますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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