PR

【ネタバレなし】最低最高の物語 ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団 レビュー

ルフランの地下迷宮と-魔女ノ旅団レビュー記事 レビュー

今回はルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団のレビュー記事です。

非常におもしろいゲームで、紹介したいゲームリストにかなり前からあったゲームです。

しかし、筆者の語彙ではゲームの魅力を十分に伝えられない可能性が高いことから、レビュー記事を書けずにいました。

それでもレビュー記事を書こうと思ったのは、Steamセールで1,051円で販売されている(2024年12月1日時点)のを見つけたからです。

記事中で下品や下衆、クズや胸糞悪いなどの言葉が登場しますが、すべて誉め言葉です。
(既プレイヤーならわかってくれるはず)

少しでも気になった方は、記事を読まなくてもいいので、ぜひプレイしてみてください。

  • 神ゲー
  • ストーリーが神
  • キャラクターも神
  • ゲーム性は普通
  • 難易度は高め
  • 人を選ぶゲームではある

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団とは?

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団は、日本一ソフトウェアから発売された3DダンジョンRPGです。

特徴は、尖りまくったスト-リーとキャラクターです。

日本一ソフトウェア特有の愛らしいデフォルメの効いたキャラクターたちが、下品で下衆な物語を紡ぎます。

ゲームシステムも独特で、全員におすすめできるゲームではありません。

しかし、ストーリーもゲーム性も一部のユーザーには強烈に刺さる魅力的なゲームです。

発売日2016年6月23日
価格通常版5,980円
対応機種PS Vita
PS4
Switch
PC(Steam)
ジャンルRPG
会社名日本一ソフトウェア
公式サイトルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団 ポータルサイト | 日本一ソフトウェア

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団レビュー

項目評価
ストーリー5.0
グラフィック4.0
サウンド4.0
キャラクター4.5
ゲーム性3.0
胸糞悪さ5.0
総合4.5

ストーリー5.0

専門用語が多めで世界観をつかみにくいため、序盤のストーリーは退屈に感じた。

救いのない展開も多いため、序盤で脱落するユーザーがいるのもうなづける。

しかし、プレイを進めていくうちに独特な世界にのめり込むようになり、終盤は号泣していた。

クリア後は下品で下衆な世界も含めすべてが魅力的に映るようになるだろう。

グラフィック4.0

グラフィックはPSVitaの基準で考えると並〜高品質。

人形劇が物語の重要な要素なこともあり、どこか楽し気でどこか儚く感じるグラフィック

3Dダンジョンの背景は不気味で薄暗く、地下迷宮を探索している感覚を味わえる。

ダンジョン内のモンスターが黒い球体なのは残念に感じるが、エンカウントまで敵の種類を隠すためだと思えば理解できる。

戦闘中に味方キャラクターが描画されないなど、物足りない部分もあるが、プレイしていて不快に感じることはない。

サウンド4.0

BGMがゲームの世界を見事に表現している。

不気味で不思議なBGMは魔女の物語にベストマッチで、活発だが不安も感じる戦闘BGMは人形劇を観劇しているよう

全体的に不穏な空気を感じるBGMで、プレイヤーを地下迷宮の世界に引きずり込む。

キャラクター4.5

敵役がクズなゲームは数あれど、ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団は、敵も味方もNPCも含めて世の中ほぼ全員クズです。

しかし、クズなキャラクターたちが非常に大きなゲームの魅力になっている。

シナリオに沿ってキャラクターが動くのではなく、このクズたちがストーリーを紡いだからこうなったんだと感じられる。

主要キャラクター以外も、気持ち悪いモンスターやかわいいモンスターなど多様で、プレイに彩を与えてくれる。

えばぬん
えばぬん

日本一ソフトウェア特有のデフォルメキャラがめっちゃ好きです。

ゲーム性3.0

3DダンジョンRPGでゲーム性はウィザードリィに近い

戦闘に関する要素はマナ・ドナム・装備・転生・共振・・・・と要素が非常に多く、理解する難易度が高い。

最大で40体まで参加できる戦闘は工夫の余地が大きく、プレイヤーならではの攻略法を探しやすいメリットはあるが、複雑になりすぎるデメリットの方が大きい。

複雑さに慣れてセオリーを掴めれば快適になるが、初見プレイヤーが楽しめるまでのハードルは高い

胸糞悪さ5.0

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団をひとことで表すなら、胸糞悪い神ゲーである。

プレイ中に嫌な気持ちになる回数は数えきれません

胸糞悪い展開が続いたあとには救いがあると期待しますが、救いなんてない。

でも、それがおもしろい。

このゲームでしか味わえない独特な感覚なので、ぜひ一度味わって欲しい。

総合4.5

ストーリーとキャラクターが突き抜けて素晴らしい神ゲー。

神ゲーだが、人を選ぶゲームなのは確かである。

筆者は☆4.5の神ゲーと評価したが、人によっては☆3や☆2になることもあるだろう。

日本一ソフトウェアも売れると思っていなかったのか、出荷本数は数万本で、発売当初は品薄になった。

未プレイの方は動画などを見ずに真エンディングまでプレイして欲しい。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団ここがすごい

レビューで書ききれなかったルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団の素晴らしい点を追加で紹介します。

ユーザーの期待を(いい意味で)裏切り続けるストーリー

ユーザーの期待をいい意味で裏切ってきます。

予想したような展開で物語は進行せず、ご都合主義な展開もありません。

胸糞悪く感じるかもしれませんが、妙に納得感があるストーリーです。

最終版のストーリーは嫌な気持ちになりながら多くの苦労を経験してクリアしてよかったと思えます。

難易度が高いが、慣れれば楽になる

ゲーム序盤はとにかく不便で難易度が高く、1面をスムーズにクリアできるユーザーは少数だろう。

しかし、徐々に快適になるシステムが使えるようになっていき、ゲームシステムの理解が進んだ中盤以降は探索を楽しめるようになる。

楽しめるとはいっても、強敵に出会うと簡単にやられてしまうため、緊張感を保ったまま快適さだけが向上します。

やりこみ要素が豊富

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団は、やりこみ要素が充実しています。

同じ日本一ソフトウェアのディスガイアなどと似た転生システムがあり、ユニットの強化はもちろん、最強装備集めや、隠しボスなど様々なやりこみを楽しめるだろう。

ストーリー中に勝てない強敵と出会う機会が多いゲームなので、やりこみを行った後、当時勝てなかった強敵を倒せるようになると達成感があります。

また、トロフィーに関しても、説明文がひとつの物語になっているのが独特でコンプ欲を刺激される。

周回プレイも可能なので、伏線を探しながら周回プレイするのもいいだろう。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団のここが改善点

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団の改善点も正直に紹介します。

ダンジョン探索の自由度が低い

探索は壁を壊したり、落とし穴を利用したりと発想力が求められるが、基本的にルートを探すだけになってしまいがち。

隠し扉を探し出して宝箱を見つけても、中盤以降に手に入るアイテムがないと開けられないなど、探索の楽しみはあるが徒労に終わることも多い

マナやリインフォースなど管理が必要なリソースが多いのも自由度が低くなっている一因。

敵が急激に強くなる

ひとつ前のダンジョンで軽々敵を倒せても、1階層進むとザコ戦で死闘になることもあるほど難易度が急激にあがります。

ダンジョンで迷った挙句、奥の階層に足を踏み入れてしまうと、一瞬で全滅してしまうこともあるでしょう。

特にゲーム序盤の落とし穴で次に階層に落とされると、元居た階層に戻るのは非常に困難で、序盤から全滅を経験してしまいます。

ダンジョンが複雑

3Dダンジョンが複雑で、ギミックを突破しなければ進めない場所が多くあります。

筆者はウィザードリィシリーズや女神転生シリーズなど、3Dダンジョンのゲームをいくつかプレイしていますが、それでも複雑に感じました。

ダンジョンの進行にはリソースを消費することもあり、3Dダンジョンに慣れていないプレイヤーが自力で突破するのが困難な場所もあるでしょう。

やりこみ要素やマップ埋めに関係するとはいえ、もう少し簡単な方が魅力的なストーリーを楽しみやすかったと思います。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団プレイおすすめハード

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団をプレイするときにおすすめのハードはありません。

自分のプレイしやすいハードでプレイするといいでしょう。

価格で選ぶならセール時のSteam版か中古のPS4版がいいだろう。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団好きにおすすめの人を選ぶゲーム

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団が好きな方にプレイしてほしいゲームを紹介します。

今回は全員におすすめ出来るわけではないが、刺さる人には刺さるゲームに絞って紹介します。

魔女と百騎兵

遊べるハード:PS3,PS4
参考価格:3,800円

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団と同じ日本一ソフトウェアのゲーム。

魔女と百騎兵のゲーム性はアクションだが、感動できる物語尖ったゲームです。

プレイ環境は限られますが、ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団が好きな方には、ぜひプレイしてほしい。

えばぬん
えばぬん

シナリオの系統はかなりルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団に近いです!

Dragon’s Dogma 2

遊べるハード:PS5,XBOX,Steam
参考価格:8,990円

名作オープンワールドRPGの続編。

多くの通販サイトのレビューでは賛否両論だが、古めのオープンワールドゲームの不便さを楽しめるユーザーにおすすめ。

前作が神ゲーだっただけに、ユーザーの期待を上回れなかったが、充分楽しめるゲーム。

2024年発売のゲームだが、セールが行われるようになっているのも嬉しいポイント。

CODE VEIN

遊べるハード:PS4,XBOX,Steam
参考価格:8,200円

アニメ調ソウルライクゲーム。

本家ソウルシリーズと比べるとカジュアルだが、しっかりと死にゲーを楽しめる。

Steamのセールや中古のパッケージなら安く購入できるので、探索とアクションを楽しみたい方におすすめ。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団でよくある質問

よくある質問
Q
どうやって奥に進めばいいかわからない
A

攻略サイト見てしまうのが簡単。
筆者はクリアするまで攻略サイトを見ない主義だが、どうしても一か所進めずに攻略を調べた。

Q
〇〇に勝てない
A

状態異常やステータスダウンのドナムがボスにも効くので試してみよう。

Q
とりかえしのつかない要素は?
A

周回プレイできるので基本的にない。
周回プレイをせずに真エンディングをみたいなら、物語終盤はセーブデータの上書きを避ける。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団レビューまとめ:人を選ぶが神ゲー

今回の記事では、ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団のレビューを行いました。

シナリオクリアまでのプレイ時間は40時間~60時間の大ボリュームで、ガッツリ遊べる神ゲーです。

ストーリーは全ゲーマーに読んで欲しいと感じるほど素晴らしいです。

一方、エロ・グロ・百合要素があり、胸糞悪い展開の連続ですので人を選ぶゲームなのは確かでしょう。

Steamのセールや中古版のパッケージであれば安価に購入できますので、少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました