この記事では、現役FF14プレイヤーの不満点をぶちまけます!
自分が好きなゲームを多くの方に楽しんで欲しいという思いで作ったブログなので、レビューや解説ではどうしてもいい点を強調してしまいます。
しかし、不満点もしっかりと紹介するからこそ、面白さが伝わりやすくなるでしょう。
この記事では、プレイしていて感じる不満点を正直に紹介します。
開発者や既プレイヤーの方には不快な内容になるかもしれませんが、脚色なしに正直な思いをさらけ出しているだけですので、ご了承ください。
なお本記事は、パッチ7.0時点(2024年10月)に執筆しており、お読みになる時にはアップデートによって改善されている可能性があります。
えばぬん個人の感想です。
楽しんでプレイしているからこそ、不満点があるとご理解ください。
不満点その1.PvPがつまらない
一番最初に不満点として思いたのは、PvPのつまらなさでした。
FF14のPvPはおもしろくありません。
言葉を選ばずに正直な感想を伝えるとクソゲーです。
PvPゲームをしたいのであれば、PvPに特化したFPSやMOBAをプレイします。
クソゲーと感じるのは以下の理由があるからです。
- 設計思想がおかしい
- ほぼすべてのスキルが対象指定(必中)
- プレイ人口が少なすぎる
- 報酬がPvP外に影響する
PvPがつまらないところが、FF14で一番不満に感じる点ですので、それぞれ詳細に解説します。
様々なMMOをプレイしましたが、FF14のPvPは一番おもしろくありません。
設計思想がおかしい
もともとファイナルファンタジーシリーズはPvEのRPGであり、歴代のFFファンにPvPが好きなユーザーは少ないでしょう。
ですから、FF14のPvPの設計思想は、「PvPが苦手なユーザーでもプレイできる」を目指していると思われます。
この設計思想のせいで、PvPがつまらなくなっていると感じます。
なぜなら、PvP好きユーザーはそのようなゲームを求めておらず、PvP苦手ユーザーはそもそもPvPを求めていないので、誰からも求められていないゲームになってしまうからです。
具体的には、
- 1人の責任が軽い
└自分の実力ではどうにもならず、チームの総合力が求められる。→初心者が多い方が負ける - ランダム要素を多めに実装している
└運次第で勝てる可能性がある。→運次第で負ける。 - すべてのPvPがチーム戦で個人戦がない
└上級者のおかげで勝てるときがあり、初心者でも勝てる。→初心者のせいで上級者でも連敗することがある。
などです。
一見すると万人向けな設計だが、実は誰にも向かない設計になってしまっています。
ほぼすべてのスキルが必中
FF14はターゲットしてスキルを発動すると、必中します。
FPSのようなエイムや格ゲーのような実力コンボはありません。
実力要素が立ち回りのみなので、成長を実感しにくく、上手くなったから勝てたのかたまたま勝てたのか分かりにくいです。
また、必中で攻撃されるので、複数人にバーストされると回避する術がなく一瞬でやられます。
このように、そもそもFF14根本のシステムがPvPに向いていません。
プレイ人口が少なすぎる
FF14は多くのコンテンツで遊べるのが魅力なので、PvPを遊んでいるユーザーのみをカウントすると、超過疎のPvPゲームと同等になってしまうでしょう。
過疎ですので、適切なマッチングが不可能になっています。
体験談を紹介すると、筆者はtwitchで生配信しているクリスタルコンフリクトの公式大会に出場するプレイヤーを見て、久しぶりにプレイしたくなりました。
ランクマッチは長時間待ってもマッチングしなかったので、カジュアルマッチに申請しました。
すると、マッチングしたプレイヤーのなかに、そのプレイヤーがいます。
シーズン1に下から2番目のブロンズランクまでプレイしただけの初心者が、公式大会本選に出場するほどやりこんでいるプレイヤーとマッチして楽しめるわけもなく、ボコボコにされて試合終了です。
過疎で適切なマッチングができないのか、そもそもスキルマッチが実装されていないのかは分かりませんが、初心者も上級者も楽しむことができないマッチングなことは確かです。
報酬がPvP外に影響する
PvP参加の報酬が、PvP外に影響するうえに、PvP以外で入手できません。
具体的には、戦闘コンテンツの対極にあるハウジングの家具や、おしゃれ装備などにPvPでしか入手できないものがあります。
PvPが嫌ならばプレイしなければいいだけですが、報酬が欲しい場合はそうもいきません。
報酬が欲しいだけで、上手くなりたいわけでも勝ちたいわけでもない潜在的無気力プレイヤーがPvPに増え試合の質が低下し、真面目にプレイするのがばからしくなっています。
不満点その2.ゲームテンポが悪い
次の不満点はゲームのテンポが悪いところです。
パッチ2.0の新生エオルゼアからかなり改善されましたが、よくないところがまだ多くあります。
テンポを悪くしている代表例がクエストによる進行で、ほぼすべてのクエストはNPCに話しかけることで発生し、NPCに報告することで完了します。
大きな危機が迫っていて、迅速な対処が必要な場面でも、NPCに話しかけなければなりません。
すぐに動きたいときでも、クエスト受注とクエスト報告が挟まるので、テンポが悪くなっています。
不満点その3.ツール対策が甘くはっきりしない
ツール対策が甘く、はっきりしないのも不満点のひとつです。
公式で一切の外部ツールは使用禁止で規約違反であると明言していますが、悪影響のないツールに関しては実質野放しです。
代表的なものはFFlogsとそれに付随するDPS計測ツールで、ゲーム内で実質確認できないダメージ総量を計算してくれるツールです。
公式サイトでの固定パーティの募集でも、「高速暗算に抵抗のない方」ひどいものだと「外部ツールに抵抗のない方」などの募集文が堂々と掲載されています。
生放送をしていて映りこんだユーザーや、動画が撮影されて証拠があげられたユーザーは処分されていますが、積極的な取り締まりは行わず、外部ツール利用者が有利な状態が続いています。
筆者は仕事とゲームを同じPCでしているので、安全が保障されているもの以外怖くてインストールできません。
不満点その4.テンプレート化(定食化)がひどい
定食化がひどく、次の展開が容易に想像できるのも不満点です。
- (ザコ集団×2→ザコ集団×2→ボス)×3のID
- 決まった回数のダンジョンと討滅戦
- 1拡張6マップ
- 大ボス前の仲間集合
など多くの要素がテンプレート化しています。
「まだ5マップ目だからもう一波乱あるな」「もうLv99だからそろそろ二回目の討滅戦だな」と冒険感がなくなり、楽しみがテンプレート化によって減っています。
また、ダンジョンやボス戦の新鮮味も薄くなり、初めて挑むIDだったとしても既視感が強いです。
不満点その5.グラフィックアップデートが期待外れだった
グラフィックアップデートを非常に楽しみにしていたのですが、期待外れでした。
多くのプレイヤーが不満を訴えているキャラクターの見た目の変化は、筆者は気になりませんでしたが、ライティングが変化したことで違和感があります。
自動生成される草や地形のテクスチャも劣化したと感じ、新しいグラフィックで冒険できるとの期待は裏切られました。
ファイナルファンタジーシリーズはグラフィックが素晴らしいというブランドイメージを傷つけてしまっています。
グラフィックアップデートは実装されたばかりで、いくつかの要素は改善が約束されているので今後に期待です。
メインキャラがミコッテ♀だから不満が少ないですが、サブのヒューラン♀は大きく見た目が変わってしまいました。
その他の細かな不満点
その他にもある細かな不満点を箇条書きで紹介します。
- 風脈集めがめんどう
- サブクエストのほとんどが無味無臭
- ギルに価値が無い
- ハウジングの土地が足りない
- 装備に工夫の余地がほとんどない
- スキル回しに工夫の余地がほとんどない
- 過去コンテンツが放置されている
更に細かな点をあげるとキリがありませんが、伝えなければならないほどのものではありませんので割愛します。
まとめ
今回の記事では、FF14の不満点を包み隠さずに正直にお伝えしました。
不満点のみの記事なので、FF14がクソゲーだと思われるかもしれませんが、FF14はこれらの不満点を大きく上回る楽しさ満載の神ゲーです。
紹介した不満点の他にも多くの不満点がありましたが、多くがアップデートにて改善されています。
ユーザーの不満点をくみ上げて改善してくれるのもFF14の魅力のひとつなので、今後の改善に期待です。
あなたはどんな不満点がありますか?これを機会にコメントにてお教えください。
記事中に追加させていただくかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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