今回は、2025年9月30日に発売された『ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ』(以下:FFTイヴァリースクロニクルズ)のネタバレなしレビューです。
先にお伝えしておくと、FFTは私がこれまで遊んできたゲームの中で最も好きな作品であり、ゲーム内容そのものには一切不満はありません。
むしろ、リメイク前の時点で“神ゲー”と断言できる完成度です。
また、FFTのレビュー自体は以前投稿しているため、今回は“良かったところ”と“気になったところ”に絞り、より具体的にお伝えします。
好きだからこそ感じたリメイクとしての物足りなさも含め、率直にまとめていきます。
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リメイクの目玉であるエンハンスドモードをメインに紹介します!
FFTイヴァリースクロニクルズの良かった点(メリット)

はじめに、よかったところから紹介していきます。
これまで発売されたFFTと比べて、FFTイヴァリースクロニクルズは、以下の点が優れていると感じました。
それぞれ、原作FFTと比較しながら詳しく解説します。
FFTイヴァリースクロニクルズの良かった点①UIが進化した
イヴァリースクロニクルズはUIが現代風に進化しました。
進化の内容は、行動順がひとめでわかる、ジョブツリーの追加、文字の大きさ・位置の調整など多岐にわたります。
原作のUIも洗練されていて素晴らしいですが、イヴァリースクロニクルズのUIは現代のユーザーにもわかりやすい。
過去作のプレイヤーはUIの変化に最初は戸惑うかもしれませんが、プレイを進めていくうちに新UIに慣れ、ストレスなくプレイできるでしょう。
原作の素晴らしさを残しつつ、現代向けに改良されたUIがイヴァリースクロニクルズの良かった点の一つ目です。
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私は原作UIに慣れ親しんでいたので、最初プレイしづらかったですが、今は快適にプレイできています。
FFTイヴァリースクロニクルズの良かった点②快適要素が多数追加された
イヴァリースクロニクルズで、筆者が一番良かったと感じたのが多数の快適要素の追加です。
どのように快適になったのかというと、
- オートセーブが追加
- ワールドマップでのランダムエンカウントから撤退できる
- 戦闘を倍速できる
などです。
全体的にゲームテンポの向上の恩恵が大きく、サクサクプレイできるでしょう。
原作プレイ時は何度もステージの最初からやり直さなければならなかった、アイテム発見移動のレアアイテム堀り、レアアイテム盗みのリセットプレイも、オートセーブを活用することで格段にしやすくなっています。
また、連戦ステージで詰みセーブも発生しないようになっており、安心してプレイできるようになっています。
FFTイヴァリースクロニクルズの良かった点③ブレイブストーリーがわかりやすい
ブレイブストーリーという項目がメニューに追加され、ストーリーが分かりやすくなっています。
寄り道要素の確認やストーリーの振り返りなども追加されているため、プレイに間が空いてもプレイしやすくなっています。
また、詳細なゲーム内ヘルプも入っており、わからないことがあってもゲーム内で解決できるようになりました。
FFTには、BraveやFaithなどの難しいステータスや、直感で理解しにくいCTとWaitなどのシステムがあります。
これらが、ゲーム内で分かりやすく解説されるため、初プレイでも仕様を理解しながらプレイできるでしょう。
FFTイヴァリースクロニクルズの良かった点④源氏装備が盗める
エンハンスドモード限定ですが、イヴァリースクロニクルズでは正宗と源氏装備が盗めます。
詳しくない方に簡単に説明すると、FFTの源氏装備は最初から絶対に盗めない設定なのに、
当時のファミ通攻略本(通称:黒本)には「0%と表示されるが、小数点以下の確率で盗める」と誤情報が載っていました。
そのせいで、多くのプレイヤーが手に入らない装備を求めて延々と盗みに挑戦し、時間を無駄にした――という有名なネタです。
その他にも黒本には誤植や誤情報が多く、当時のファミ通攻略本のキャッチフレーズ『大丈夫!ファミ通通の攻略本だよ!』が『大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?』とネタにされました。
このように、プレイヤーにとっては思い出深いアイテムが20年以上の時を経て、盗めるようになりました。
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黒本について詳しく知りたい方は、こちらのアニオタwikiの記事(外部リンク)が分かりやすいです!
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点(デメリット)

次に、FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点を紹介します。
以下の点が気になったため、イヴァリースクロニクルズが期待外れと感じました。
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点①獅子戦争版の要素が入っていない
FFTは大きく分けると、一番最初に発売されたPS版と、PSPで発売されスマホにも移植された獅子戦争版の2つがあります。
獅子戦争版の方が新しく、新ジョブや新サブストーリーなどがありますが、イヴァリースクロニクルズは獅子戦争の要素が入っていません。
具体的には、暗黒騎士やたまねぎ剣士などの追加ジョブ、バルフレア・ロッソの追加キャラ、ティンカーリップ入手のサブイベントやコロシアムなどがありません。
せっかく令和にリメイクされたのに、追加要素が削除されているため、劣化しているように感じてしまいます。
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通信や追加キャラは難しくても、ジョブやアイテムくらいは実装して欲しかった・・・
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点②追加要素が物足りない
公式サイトでは、『大きく加筆・調整の施されたストーリーをフルボイス対応にてお届けする』とありますが、追加要素が物足りませんでした。
加筆部分の内容に関しては、ネタバレになるので言及を避けますが、大きく変わったとは感じなかった。
またプレイ前は、獅子戦争版のような追加ジョブや追加イベント期待していました。
しかし、それらの追加要素はなく、ゲーム部分はオリジナルとほとんど変化がありません。
事前に情報を調べておけと言われてしまえばそれまでですが、大好きなゲームで期待が大きかっただけに期待外れと感じてしまいました。
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戦闘時会話の追加など満足できる部分はありましたが、全体的には物足りなかったです。
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点③2バージョンある意味が薄い
FFTイヴァリースクロニクルズには、グラフィックやUIが調整された「エンハンスドモード」と、当時の雰囲気をそのまま再現した「クラシックモード」の2種類があります。
ただ、エンハンスドモードも原作から大きく変わっているわけではなく、クラシックモードを選ぶ理由はほとんどありません。
実際にクラシックを遊ぶのは、当時の画面や雰囲気を懐かしみたいユーザーくらいでしょう。
そして、もしエンハンスドモードに“獅子戦争”の要素や最新の追加要素がしっかり盛り込まれていれば、PS版と最新版の両方を遊び比べたくなる魅力が生まれたはずです。
現状は2バージョン用意されているものの、多くのプレイヤーはエンハンスドモードしか選ばないため、クラシックモードの存在意義が薄く、少しもったいなく感じました。
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点④値段が高い
FFTイヴァリースクロニクルズは5,800円(税込み)で発売されました。
近年のゲームの中では安い方ですが、それでも高いと感じます。
なぜなら、スマホ版のファイナルファンタジータクティクス獅子戦争は1,400円で買えるからです。
快適なプレイや最新のUIなどはイヴァリースクロニクルズが優れていますが、追加ジョブや追加キャラクターなどはスマホ版の方が優れています。
どちらも一長一短といえる内容で、価格差4,000円以上の価値は感じにくいユーザーが多いと思われる。
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私にとってはPCでFFTをプレイできるだけで価値がありますが、そうでないユーザーも多いと思います。
FFTイヴァリースクロニクルズの気になった点⑤ボイスに違和感がある
完全に主観で思い出補正のせいでもありますが、ボイスに違和感ありました。
死亡時のボイスが原作と違うのは、未だに慣れません。
声優の演技に文句があるわけではありません。ただなんか違うと感じてしまいます。
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好きな漫画がアニメ化して、キャラクターの声がイメージと違うアレと同じです(笑)
FFTイヴァリースクロニクルズのプレイおすすめハード

FFTイヴァリースクロニクルズをプレイするときのおすすめをしいてあげるならSwitchです。
なぜなら、Switchは携帯機モードで気軽に遊べるからです。
ストーリ中は据え置きモードで物語に集中し、レベル上げなどは携帯モードと使いわけできるのが便利です。
ただSwitch版のソフトは品薄傾向で価格が高いため、所持しているハードで好きなもので問題ありません。
動作が重いタイプのゲームでもないため、PCやPS4でも満足いくゲーム体験を得られるでしょう。
もし、値段がネックになっているならスマホ版でもFFTは十分に楽しめますよ。
FFTイヴァリースクロニクルズレビューまとめ:ゲームはおもしろいけど、リメイクとしてはイマイチ

今回はファイナルファンタジータクティクスイヴァリースクロニクルのレビューを良い点と気になった点に絞って行いました。
総括すると、“元のゲームがおもしろいためリメイクもおもしろいが、リメイクとしての完成度は今一つ”です。
とはいえ、はじめてFFTを遊ぶユーザーや久しぶりのFFTで遊びたいユーザーにはおすすめなので、気になっていたなら買って損はないでしょう。
FFT筆者が一番好きなゲームです。こんな場末ゲームブログにたどり着くほど調べているなら、ぜひ買ってプレイしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。



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