【ネタバレあり】ヘブバン考察「キャンサーの正体」編

ヘブバン考察 キャンサーの正体 アイキャッチ 解説・考察

メインストーリーがメインコンテンツといえるヘブバンですが、多くの謎が残されています。

メインの更新も遅いので、更新までの間に様々な考察をして楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はキャンサーの正体について考察しました。

本記事は2024年10月までにリリースされた内容での考察記事です。

上記をご理解の上、ネタバレが問題ない方のみ本記事をお読みください。

まだメインストーリーをクリアしていない方は、ネタバレなしで書いた記事もありますので、ぜひこちらをご覧ください。

以下ネタバレ防止用スペース



キャンサーの正体を5章前編までの情報から考察しました。

結論からいうと、キャンサーとナービィは同一の存在だと考察します。

もう少し踏み込むと、キャンサーはナービィが変化した存在だと考えました。

この記事では、なぜキャンサー=ナービィだと考えたかの理由や根拠をネタバレありで解説します。

出来る限り詳しく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

えばぬん
えばぬん

自分で考えるのが好きなので、他人の考察を一切みていません。
他の方の考察と被っているかもしれませんが、ご了承ください。

同一の存在とは

いきなり同一であると言われても、見た目も違うし行動原理も違うしで混乱しますよね。

具体的には、ナービィ集団Aとナービィ集団Bが存在していて、

  1. より多くの知識・知性を求めて他生物を襲う集団がキャンサー。
  2. 穏やかな生活を求める集団がナービィ

と、同一の存在から分化したと考えています。

つまり元をたどれば同じで、ナービィがDNAを取り込むことで変身した姿がキャンサーだと考えています。

次からはなぜそのように考えたかの根拠をお伝えします。

えばぬん
えばぬん

セラフ部隊もナービィなので、実は同族を倒していたという展開になりそう。

キャンサー=ナービィと考えられる理由

キャンサー=ナービィと考えたのは、以下の理由があるからです。

  1. 同じ種類の未知の力を利用している
  2. ほぼ同時期に地球に飛来した
  3. 大幅な形態変化を行う
  4. 長老ナービィの発言
  5. 宇宙のがん細胞(キャンサー)という名前

キャンサーとナービィには多くの共通点があり、偶然の一致にしては出来すぎています。

異なる点も、進化の過程で変化したと考えれば違和感がありません。

それぞれどのようなものか解説します。

根拠1.同じ種類の未知の力を利用している。

セラフ部隊とキャンサーが用いる力には、多くの共通点が存在します。

同じ力を利用しているのならば、同一の存在もしくは非常に近しい存在と考えるのが自然ではないでしょうか?

今いるセラフ部隊員はもれなくナービィであると明言されていますので、セラフ部隊が使う力はナービィも使える※と仮定しています。
※茅森ナービィもセラフを呼び出していた

5章day11 スクリーンショット

同じ力の例をあげると、

  • 異次元から供給される力
  • デフレクタ
  • 食事を行わなくても行動可能

などです。

このなかでも、特に特徴的なのが「異次元から供給される力」で、

  • 我々が感知できない高次元からエネルギーの供給を行っていると推察
  • セラフだけはその次元まで到達し、供給源ごと絶つことができる
1章day1 スクリーンショット

※1章day1

と説明されています。

同一次元に存在しなければ互いに干渉するのは難しいので、キャンサーとセラフは同一次元に存在していると思われます。

三次元空間に存在しながら、高次元に干渉できるという特異な性質を共通して持っている点からナービィの力とキャンサーの力は同一であると考えられます。

また、防御に用いるデフレクタもセラフ部隊とキャンサーに共通していて、強固な防御壁を破壊することで、本体にダメージを与えることができます。

1章day1 スクリーンショット

非常に特徴的な防御方法ながら共通しているのは、同じ力を利用しているからではないでしょうか?

よって、同じ力を使う両者はもともと同一の存在だったと考えます。

根拠2.同時期に地球に飛来した

作中で明言されていませんが、キャンサーの襲来とナービィの到着はほぼ同時期だったと考えています。

4章day0 スクリーンショット

5章前編にて、地球にはじめて到着したのは茅森ナービィで、茅森ナービィが他のナービィを呼んだと明かされました。

茅森家の幸せな様子を見て茅森ナービィが仲間を呼んだと言及されており、変身後に仲間を呼び寄せたとは考えづらいので、返信前に仲間に合図を送っていたのでしょう。

ナービィ飛来時期のヒントとして、物語中で作中主人公の茅森が過去の和泉に電話をするシーンがあります。

その際に和泉はすでにオーキッドに所属しているかのような言動があり、茅森と和泉の間に年代のズレはないように思われます。

また、She is Legendの活動期間を考慮すると、茅森(本体)の死亡※から1、2年間はナービィが茅森月歌として過ごしていたでしょう。
※筆者は茅森(本体)は生存していると予想しているが、主題と外れるので割愛

これらの点から、ナービィ集団の飛来時期は茅森ナービィが茅森に変身した前後でしょう。

一方キャンサーは、最初に14のマザーキャンサーが飛来して地中に潜んでいたと1章day5で言及されています。

1章day5 スクリーンショット

和泉がこの情報を入手したのは、オーキッドのコアメンバーとして活動していた時期であり、ナービィはすでに茅森月歌に変身していました。

つまり、茅森ナービィが仲間を呼んだのと同時期に地球に襲来していると考えられます。

作中では、地球にもキャンサーが襲来していると知らずに茅森ナービィが仲間を呼んだと言われていますが、実際は茅森ナービィが仲間を呼んだことで、キャンサーも地球にきたのではないでしょうか?

その根拠として、日本に2体ものマザーキャンサーが飛来していることが挙げられます。

1章day5 スクリーンショット

地球上の陸地の面積のうち日本の陸地は1/400であり、ランダムに宇宙から飛来したときに14体中2体が日本に到着するでしょうか?

なにか日本に目標があり、日本を目指して襲来したと考える方が自然です。

キャンサーの目標として日本に存在すると考えられるのはナービィだけであり、ナービィの発したシグナルを目指したのでしょう。

よって、地球にいるキャンサーはナービィ星にいたキャンサーと同じ集団であり、ナービィの仲間に向けたシグナルを感知できる点から同一の存在であると考えました。

根拠3.大きな形態変化を行う

ナービィもキャンサーも大きく見た目が変化するという共通点があります。

まずナービィの形態変化を考えると、4章day0にて対象のDNAを取り込むことで相手をコピーできるとあります。

4章day0 スクリーンショット

相手をコピーすることで、質量や体積ごと変化するという大きな形態変化を行います。

一方でキャンサーも、多種多様な種類が存在しているうえ、一部のキャンサーは大きな形態変化を行います。

キャンサーの目的は「知性ある生物を捕食する=DNAを取り込む」ことなので、捕食することで形態変化できるのではないでしょうか?

ベースとなるキャンサーが存在し、様々なDNAを取り込むことで様々な種類のキャンサーになったと考えます。

このベースがナービィであり、現在のキャンサーはナービィが変化した姿であると考えました。

根拠4.長老ナービィの発言

4つ目の根拠は長老ナービィの発言です。

具体的には、以下の画像の発言です。

5章前編day12 スクリーンショット

このように、キャンサーと思われる生物のことを「敵」と呼んでいます

自分たちを襲う未知の生物のことを、敵と呼ぶでしょうか?

たとえば、ジャングルでトラに襲われているときにトラのことを敵とは呼びませんよね?

単純に害をなすものを敵と表現している可能性もありますが、敵と呼称するのは対立している相手の方が多いでしょう。

これらの点から、知性ある生物を襲って進化する集団と、鍛錬・探求によって知性を高める集団に分かれていて、別集団を敵と呼称しているのではないでしょうか?

よってキャンサーとナービィは、なんらかの理由で対立し、別の進化の過程を経た同一の存在であると考えました。

根拠5.宇宙のがん細胞という呼称

最後の根拠は宇宙のがん細胞(キャンサー)という呼称です。

1章day1 スクリーンショット

おそらく地球人が命名した内容ですが、1章day1で比喩表現を交えて明言された呼称が、キャンサーの正体に無関係とは思えません。

がんはDNAの損傷や異常で発生する病気であり、DNAと非常に密接な関係があります。

ここまで何度か言及したように、ナービィは相手のDNAを取り込むことで相手をコピーします。

DNAを取り込んで変身するというのはナービィ固有の特性でしょう。

なぜ固有といえるかというと、星のカービィに似た名前で自らネタにしているからです。

固有でないのならば、名前まで似せる必要がありません。

プロット段階でDNAを取り込んでコピーする特性が決まっていて、カービィに似ているからナービィにしようと名前が決まったのではないでしょうか。

ナービィと同じように物語の本質に関わるキャンサーの正体は最初から決まっているのが普通であり、序盤にヒントとなるフラグがあると考えられます。

序盤で言及されるキャンサーという名前がヒントであり答えだと予想します。

取り込んだDNAが損傷していた場合、正常にコピーが行われず、がん細胞のような異常コピーとなってしまうのではないでしょうか?

これらから、異常なDNAを取り込んで正常にコピーできず、がん細胞化してしまったのがキャンサーと予想でき、ナービィと同一の存在である根拠になります。

えばぬん
えばぬん

星のナービィというおふざけがフラグだったのには驚いた・・・

まとめ

今回の記事では、キャンサー=ナービィ説を紹介しました。

物語において、敵の正体は大きなサプライズになるもので、何らかの秘密が隠されている可能性が高いでしょう。

筆者はキャンサー=ナービィと予想しましたが、他にも多くの可能性があります。

他の考えや可能性があればぜひコメントにてお教えください。

矛盾点や不備の指摘もしていただけると、今後の考察に役立ちます。

また、考察してほしい内容等ありましたらドシドシおよせください。

えばぬん
えばぬん

茅森(本体)生存説はただの勘なので、考察と呼べる材料が集まれば投稿します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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