ヘブバンは今月めでたく4周年を迎えました。
しかしその一方で、調整や実装などの運営面について、「無能では?」という声が以前より目立つようになっています。
なぜそんな評価が出てしまうのか。本当に“無能”と言えるのか。
今回は、ヘブバンをずっと追い続けてきたファンの一人として、その理由を冷静に整理してみました。
以下の点をご理解の上ご覧ください。
ヘブバン運営は本当に無能なのか?

はじめに、ヘブバン運営は本当に無能なのかを考えてみます。
結論から言えば、ヘブバン運営は無能ではありません。
理由のひとつは、現在のスマホゲーム市場で4年間もライブサービスを継続できている点です。
昨今は、リリースされたゲームのうち1年以上続くタイトルが10%を下回るとも言われており、長期運営自体が非常に難しくなっています。
その中で4年もサービスを維持できている時点で、運営が無能とは言えないでしょう。
さらに、売上面でも累計300億円以上を記録しており、開発費の回収を終えたうえで利益を生み出しています。
これらの点から、筆者はヘブバン運営は無能ではないと結論づけています。
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こう言っていますが、無能運営と言いたくなる気持ちは痛いほどわかります・・・超越限定はねぇだろ・・・
ヘブバン運営が無能ではないと言える理由(強み・実績)

4年続いている点と大きな利益を生み出している点だけでも無能ではないと結論づけられますが、以下ような強みを持ったゲームを作った点からも、無能でないということができます。
- 信者の存在
- 唯一無二のストーリーと音楽
- リアルイベントを開催できる実行力
他にもありますが、今回はこの3つを解説します。
強み①信者(固定ファン)の存在
ヘブバンには信者ともいえるような固定ファンが多数います。
ずっと遊び続けてくれる固定ファンがいるのは、ライブサービス型のゲームには重要で安定運営に繋がります。
現在は公式生放送の視聴者数が1万人前後で安定しており、運営擁護のコメントが多数見受けられます。(文句いうな!文句あるならやめろ!などの気持ち悪いと感じてしまうコメントも多い)
無能運営と批判しているユーザーのなかにも、メインストーリーの完結まではプレイしようと考えている方も多いのではないでしょうか?
売上は低下傾向ですが、下げ止まるラインが他のライブサービス型のゲームよりも高いと考えられます。
このように最低限の売上の見込めるのはヘブバンの大きな強みでしょう。
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信者がいるのは運営上いいことなのですが、信者コメントは・・・
強み②唯一無二のストーリーと音楽
ヘブバンはストーリーと音楽が売りのゲームで他のゲームでは代わりにならないのも大きな強みです。
なぜ他のゲームは代わりにならないかというと、ストーリーと音楽に麻枝准氏の属人性が高いからです。
たとえば、美麗グラフィックが売りの3Dゲームの場合は、技術の進歩、端末スペックの上昇などで、上位互換のゲームが出てくるかもしれません。
しかし、麻枝准氏のストーリーと音楽が売りのヘブバンは、類似ゲームや上位互換のゲームが出てくる可能性が低いです。
また、一度読み始めたストーリーの結末は気になるのが人間の性です。
一度離れてしまったユーザーも、きっかけを与えられれば復帰の可能性が高まるでしょう。
強み③リアルイベントを開催できる体制
ゲーム内容以外にも、ヘブバン運営は色々な外部コラボやリアルイベントを開催できる実行力も強みのひとつでしょう。
実店舗コラボやリアルイベントなど、ゲーム外のイベントを矢継ぎ早に多数展開できる運営は少ないです。
色々な施策を行える力があるため、何かひとつ噛み合えば、リリース当初の盛り上がりを取り戻すことができるかもしれません。
また、リアルイベントはファンが集まり、熱量が高くなる傾向があるため、ファンの維持にも役立つでしょう。
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私のような田舎住みはリアルイベントのほとんどに縁がないのは悲しいポイントです。
それでも無能と言われてしまう理由

では、なぜ無能ではない運営が、無能と言われるのでしょうか?
ヘブバン運営は、過去の実績を見れば無能とは言えないのにも関わらず、ネット(特に企業型攻略サイトの掲示板)は無能運営という意見で溢れています。
無能と言われるのは、以下の要因があるからだと考えられます。
- ユーザー層が幅広い
- 最近の調整はユーザーにとって厳しい内容が多い
- 過去の炎上が尾を引いている
- 開発規模の大きいゲームと比べられる
- ガチャゲーの宿命
他にもたくさんの要因や、批判される理由があるでしょうが、今回はこの5つについて詳しく解説します。
無能と言われる理由①ヘブバンはユーザー層が幅広い
ヘブバンは、ノベルゲームで知られるKeyのファンが多くプレイしており、ストーリー重視でゲーム自体にはあまり触れてこなかったライトユーザーの比率が他のスマホゲームより高いと考えられます。
そのため、アップデートや実装方針が、いわゆる“ゲーマー層”にとって必ずしも嬉しい内容にならないことがあるのでしょう。
ライトユーザーとヘビーユーザーの両方を満たそうとするあまり、結果として中途半端に見えてしまう場面もあります。
直近の例で言えば、4周年の手塚は雷属性で実装されましたが、ゲーマー視点では3つのセラフで3つのExスキルを持つ特別スタイルのほうが魅力的だったはずです。
しかし、雷属性の七瀬とセットで運用する“エモさ”を重視した結果、雷での実装になったようにも感じられます。
このように、性能以外の要素が優先されることで、性能を第一に考えるユーザーには理解しづらい調整となり、運営が無能だと受け取られてしまうのだと思われます。
無能と言われる理由②最近の調整がユーザーにとって厳しい内容が多い
最近の調整、特に3.5周年以降の調整はユーザーにとって厳しい内容が多く、ユーザーにストレスが溜まっているのも理由のひとつだと考えられます。
厳しい調整の例としては、高難易度バトルをクリアしないとコンプできないシーズンメダルや、貫通クリティカルが封じられたボス戦、デメリットしかない新ギミックなどです。
このようなユーザー不利の調整が連続すると、無能運営という感想へ繋がりやすくなります。
なぜなら、楽しいゲーム体験を与えてくれるはずの開発が、嫌がらせをしてストレスを与えてくる敵のような錯覚をしてしまうからです。
そのため、調整に納得できなくなり、無能運営と感じるユーザーが多いのでしょう。
このような傾向は他のゲームでもよく見られ、高難易度レイドの実装や対人調整の直後は、ストレスが溜まりやすくユーザーが運営に対して攻撃的になる傾向があります。
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99.9%運営はユーザーに嫌がらせをしようとは考えていないはずです。
課金を促すためストレス負荷を、嫌がらせと受け取るユーザーがいるのは仕方ないとは思っているかもしれませんが。
無能と言われる理由③過去の炎上が尾を引いている
運営の過去の炎上が尾を引いているのも理由のひとつでしょう。
ゲーム開発をメインで担うWFSは、筆者が知るだけでも2度の大きな炎上を経験しています。
- アナザーエデンのガチャ操作炎上
- ヘブバンの3.5周年ナーフ炎上
このように、運営が謝罪する大きな炎上があったことで、運営を攻撃してもいい空気が形成されてしまったと考えられます。
WFSは良くない運営だというイメージがユーザーついてしまっただけでなく、運営を批判する大義名分になってしまっています。
無能と言われる理由④開発規模の大きいゲームと比べられる
スターレイルのような世界規模の大作と比べると、ヘブバンの開発規模はどうしても小さくなります。
HoYoverseは数百億円規模の開発費を投じられる巨大スタジオで、フル3DのAAA級タイトルを複数同時に展開しています。
一方、ヘブバンを開発するWFSは国内中心の中規模スタジオで、開発規模はスターレイルとは桁が違います。
メインストーリーだけでなく、聖環の庭や時計塔など更新の遅いコンテンツが目立ちますが、規模を考えると仕方ない部分もあるのでしょう。
もしかすると、ユーザーのプレイデータを分析して、需要の少ないコンテンツの開発は後回しになっているのかもしれません。
しかし、ユーザーに開発規模は関係なく、何倍もの予算と人数をかけたゲームも同じゲームとして評価します。
そのため、大規模ゲームと比べて新規実装や更新が遅いヘブバンの運営が無能と評価されやすくなっています。
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スタレに課金する5,000円もヘブバンに課金する5,000円もユーザーにとっては同じ5,000円ですからね・・・
無能といわれる理由⑤ガチャゲーの宿命
ガチャがあるゲームで運営が無能と言われるのは仕方ないことでしょう。
なぜなら、ガチャ運や課金額によってユーザーごとにプレイ環境が大きく異なり、難易度調整が非常に困難だからです。
もし、廃課金者向けの調整をすると、ほとんどのユーザーにとっては難しすぎてクリア不可のクソゲーになります。
もし、無課金向けの調整をすると、多数のユーザーが楽しみやすくなりますが、サービスを継続・維持できなくなります。
全コンテンツを全ユーザーが楽しめる調整にするのは不可能で、必ず楽しめないユーザーが出てきてしまいます。
楽しないユーザーにとっては、自分が楽しめるゲームを作れない無能運営となってしまうでしょう。
ヘブバン運営の課題点・改善して欲しいポイント

ここまで無能と言われる理由を考えましたが、ここからは、個人的に改善して欲しいポイントを課題点として考えます。
現状の運営は以下のような課題があると考えています。
- 運営の意図がユーザーに伝わってこない
- 一貫性がない
- 運営が信頼されていない
- ユーザーの声が届いているかわからない
それぞれ、なぜそのように感じるのか、どのように改善して欲しいのか紹介します。
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この項目は個人の感想です。
課題点①運営の実装意図や調整方針がユーザーに伝わっていない
運営の調整方針がユーザーにわかりづらくなっており、どのような環境を作りたいのか伝わってきません。
属性を強化したいのは分かりますが、課金者が楽しみやすい高難易度路線を行くのか、無課金でも遊べるストーリー路線を行くのか分からないのです。
最近実装のコンテンツは難しめでクリアできるのは課金者がメインですが、報酬は無・微課金の方が嬉しいものが多く、どの層に遊んで欲しいのか分らない。
超越を引けていないユーザーは、今後の属性環境でプレイし続けられるのか不安な方も多いでしょう。
また、情報発信は、主にヘブバン情報局で行われます。
しかしながら、情報局はアップデート情報よりも宣伝の比重が大きく、ゲーム内情報はほとんど伝わってきません。
このように、運営がどのようなゲームにしたいのか、どのような調整をしていきたいのかユーザー伝わらないのが課題だと考えています。
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声優に興味がない私は、ヘブバンの通常生放送はつまらないというか、ワクワクしないんですよね・・・
課題点②施策に一貫性がない
最近の調整やコンテンツ実装に一貫性がないのも問題に感じています。
3.5周年前後の放送では、ユーザー間格差の解消や特定のスタイルへの依存度を下げるためにナーフすると発表していました。
その発表直後に、ぶっ壊れともいえるユニゾン朝倉の実装、そして半年以内に属性超越の実装と大きく格差が広がるスタイルが多数実装されています。
言っていることと、やっていることが異なり、一貫性が感じられません。
このような運営姿勢はユーザーの信頼を損ねるため、責任者が生放送で発言した内容は守ってほしいです。
もし、計画の変更があったならば、最低でも発言の撤回くらいはして欲しいと感じます。
課題点③運営が信頼されていない
前の項目と被る部分がありますが、運営がユーザーから信頼されていないのは大きな課題だと感じます。
なぜ信頼感が大事なのかというと、運営を信頼できなければ課金しようと思わないからです。
ユーザーのほとんどは、多かれ少なかれサービス終了を経験しているでしょう。
そのため、信頼できない運営だとサービス終了するのではないかと不安になり、課金をためらうようになってしまいます。
失った信頼を取り戻すのは容易ではありませんが、ユーザーが安心して課金できる環境を作って欲しいですね。
課題点④ユーザーの声が届いているのかわかりづらい
ユーザーが声が届いているのかわからないのも改善点のひとつです。
最近はファンミーティングが開催され、ユーザーの意見を聞く機会を作っていますが、ファンミーティングの内容は非公開です。
また、参加者はファンミーティングで聞いた内容を口外することを禁じられているそうです。
広く公表できない情報もあるでしょうが、せめてどのような意見が交わされたかの発表があるだけで、今後への期待が高まるでしょう。
更に、不定期に開催されるアンケートはどのように開発に活かされているのかもわかりません。
アンケートを実施したあとに、炎上後の謝罪生放送のような、小規模ながら開発の生の声を聞ける機会があるだけで大きく改善されるのではないでしょうか?
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私は文章を書くのが苦にならないため、いつもアンケートで長文のお気持ち表明をしています(笑)
まとめ:ヘブバン運営は無能ではないが、課題は確かにある

今回は、ヘブバン運営が無能と言われる件について、色々考察しました。
結論としては、『運営は無能ではないが、課題は確かにある』です。
運営が無能ではないと結論づけましたが、根拠は過去の実績によるものが多く、ここ1年くらいの運営に限ると、無能では無いと言い切るのは難しいとも感じました。
この記事で考えた内容以外にも、運営が把握している課題や問題は多くあるでしょう。
しかし、多くのユーザーを熱狂させ涙させたゲームをここまで作り上げた運営なら、きっと解決してくれると信じたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。



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