今回はBANDAINAMCOから発売された『トワと神樹の祈り子たち』をネタバレなしでレビューします。
静かな和の世界観の中で、シンプルな操作ながら成長と立ち回りの工夫が求められるアクションが楽しめる本作。
可愛らしいビジュアルとは対照的に、戦い方の選択によって手触りが変わる奥深さがあり、短時間でもしっかり満足感を得られるアクションアドベンチャーに仕上がっています。
この記事では、実際にプレイして感じた魅力や気になった点を、ネタバレなしで紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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メーカー希望小売価格が3,600円と安いですが、独特な魅力に溢れるおすすめのゲームです!
- 値段相応の遊べる良ゲー
- キャライベントが豊富で、キャラクターへの愛着が湧く
- アクションは可もなく不可もなく
- 自由なキャラの組み合わせでダンジョンに挑めるようになると楽しさが増す
- 多くのゲームをプレイしている方は、やり飽きたゲームシステムかも?
トワと神樹の祈り子たちとは?

トワと神樹の祈り子たちは、株式会社バンダイナムコエンターテイメントから2025年9月18日に発売されたアクションアドベンチャーゲームです。
和の雰囲気をまとった幻想的な世界を舞台に、ツルギとカグラのペアがさまざまな試練に挑む物語が描かれています。
アクションはシンプルで遊びやすく、キャラクターごとの組み合わせによってイベントや掛け合いが変化するのが特徴。
短時間でもサクッと楽しめるテンポの良さと、キャラクター同士の関係性を味わえる点が魅力の作品です。
| 発売日 | 2025年9月18日 |
| 希望小売価格 | 通常版:3,600円+税 デジタルデラックスエディション:4,500円+税 |
| 対応機種 | Nintendo Switch PS5 XBOX Steam |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 会社名 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント |
| 公式サイト | https://towa-gst.bn-ent.net/ |
トワと神樹の祈り子たちレビュー

| 項目 | 評価 |
|---|---|
| ストーリー | |
| グラフィック | |
| サウンド | |
| キャラクター | |
| ゲーム性 | |
| イベント量 | |
| 総合 |
ストーリー
メインストーリーは和の要素とファンタジー要素の両方を楽しむことができる。
しかし、よく言えば王道、悪く言えば平凡で、他を圧倒する最高のストーリーではない。
メインストーリーはそこそこな一方で、サブストーリーがおもしろく、時が流れるゲームシステムを活かした物語が多数展開される。
小さな物語の積み重ねが、シナリオの没入感を高めてくれる。
グラフィック
和風ながらどこか異世界感のあるグラフィックがゲームにマッチしている。
各キャラクターの2Dグラフィックも充実しており、和の世界の旅を充分楽しめるだろう。
全体的な満足度が高い一方で、戦闘時のグラフィックはいまひとつ。
敵の攻撃が見づらく、ダンジョンの種類も少なく物足りない。
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ダンジョンの節目にある遠景が見られる通路は、めっちゃ綺麗です!
サウンド
BGMは作品の雰囲気を邪魔しない落ち着いた仕上がりだが、印象に残る楽曲は少な目。
BGMの印象は和風のいい感じな音楽というだけだが、ボイスは強烈に印象に残っている。
希望・不安・自信・焦燥など様々な感情がボイスから伝わってきた。
声優に詳しくない筆者でも知っている声優たちが、フルボイスで演じているボイスは一見(一聴)の価値あり。
キャラクター
操作キャラクター9人だけでなく、村で生きるNPC一人ひとりに愛着が湧く。
キャラクターブラフィックが特徴的なだけでなく、メイン・サブ様々なストーリーでキャラクターが魅力的に描かれている。
キャラクター同士の掛け合いパターンも豊富で、キャラクターを好きになって欲しいとの思いを感じた。
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トワさまがめちゃくちゃかわいいです!
ゲーム性
ゲーム性は多くのゲームに採用されている『階層型ステージ攻略』で、各部屋のMOBを全滅させるとランダムな強化/アイテムが手に入り、次の部屋に進む。
目新しさはほとんどなく、つまらないわけではないが、特段おもしろいわけでもない。
アクション部分もやや単調で、9人のキャラクターアクションが生きているとはいいづらい。
恩寵効果も地味なものが多く、このゲームでしか味わえない体験はない。
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色々なソシャゲで、『試練の塔』とか『記憶の神殿』などと呼ばれているシステムです!
イベント量
トワと神樹の祈り子たちは、非常に多くのイベントがある。
キャラクター同士の掛け合いが全キャラクター分あるだけでなく、メインシナリオのイベントも全キャラクター分。
イベントを回収するだけで相当のボリュームがあり、好きなキャラクターのイベントを見るだけでも長時間楽しめるだろう。
総合
価格に見合った良ゲー。
和の雰囲気を楽しみながら、王道のファンタジーストーリーを楽しめるだろう。
アクションの手触りはいいが、奥深さはあまりない。
長時間腰を据えて楽しむというよりは、短時間で少しづつ遊びたい方におすすめなゲーム。
トワと神樹の祈り子たちのここがすごい!

トワと神樹の祈り子たちをプレイして、良かったところや楽しかったところをピックアップして紹介します。
豊富な選択肢と多様な分岐
トワと神樹の祈り子たちは、物語のなかで、プレイヤーにたくさんの選択肢が提示されます。
その選択によって、村の様子やカットシーンに多くの変化があります。
これらの変化が、プレイヤーにこれまで歩んできた時の流れを感じさせるだけでなく、NPCが生きた存在のように感じられるでしょう。
カットシーンは、クリア後に余る素材を使って、自分の選択しなかったものを見られるのも嬉しいポイントです。
キャラクター同士の掛け合いがメチャクチャ多い
本作では、ツルギとカグラのペアを、全9人のキャラクターから自由に組み合わせて選べます。
この組み合わせによって発生するイベントが非常に多く、ペアごとの掛け合いが楽しめるのが特徴です。

メインストーリーで個々の掘り下げが控えめな代わりに、好きなキャラクター同士のイベントを任意で見られる仕組みになっています。
普段使わないキャラクターを使う動機付けにもなり、素晴らしいです。
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キャラクター同士の会話イベントは、ほんわかしていて落ち着きます。
刀作りが楽しい
トワと神樹の祈り子たちでは、現実の刀作りの工程をミニゲームで体験しながら、自分で武器を鍛造します。
この武器作成は、攻撃力や耐久力のパラメーターを調整できるだけでなく、形状まで自在に変更できます。
この画像のような、とても刀と呼べないような形のものでも作れます。

ミニゲームがめんどくさいと感じる方もいるでしょうが、筆者にとっては少し頑張ってみたくなるいい難易度でした。
トワと神樹の祈り子たちのここが改善点

トワと神樹の祈り子たちをプレイしていて残念だったところや物足りなかったところを、改善点として紹介します。
以下の点が気になりました。
序盤のストーリーがつかみにくい
ストーリーの導入が分かりづらく、まるで2作目から始めてしまったかのような戸惑いがありました。
なぜそのように感じたかというと、物語の世界をプレイヤーに理解させるための導入ムービーこそあるものの、キャラクターに関しては、ほとんど説明なく開始するからです。
キャラクター同士の関係性が出来上がった状態でゲームが開始するため、序盤は物語に入り込みにくくなっています。
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価格を考えると難しいかもしれませんが、仲間集めから物語があればなぁと感じました。
アクションが単調になりがち
ある程度ゲームが進んでからはアクションが単調に感じました。
なぜなら、9キャラクターにそれぞれ異なるアクションあるものの、性能差が大きいからです。
強いキャラクターの強いアクションを擦り続けるだけになりやすく、単調に感じやすいでしょう。
物語の進行やキャラの成長でアクションが増えたり、恩寵で入手できる特別なアクションがあったりすると嬉しかったです。
敵の種類が少ない
ザコ敵もボスも種類が少なく、繰り返しプレイしているとめんどくさくなります。
各敵の対処パターンを知ってしまったあとは、作業ゲーになり、周回のモチベーションが湧きづらかったです。
後半は攻撃パターンが追加されますが、新鮮なプレイ感には足りませんでした。
特に後半は、遠距離からタメ攻撃を繰り返すだけになってしまったため、もっと敵の種類がいればなぁと感じやすかったのでしょう。
トワと神樹の祈り子たちをプレイするときにおすすめのハード

トワと神樹の祈り子たちをプレイするときにおすすめなのは、Switch・PS5などのコントローラーでプレイできるコンシューマー機です。
なぜなら、敵の攻撃をすべてよけるのが重要なゲーム性で、多くのボタンを連打・長押しするからです。
キーボード・マウスでのプレイは疲れやすく、操作難易度が高くなってしまうでしょう。
Steam版でプレイするときも、PADでのプレイがおすすめです。
トワと神樹の祈り子たち好きにおすすめの和風ゲーム

天穂のナクナヒメ
遊べるハード:Nintendo Switch、PS4
和風でアクションを楽しみながら、稲作まで楽しめるゲーム。
もとはインディー開発ながら、100万本以上を売り上げた。
人を選ぶゲーム内容だが、ハマる人はとことんハマる。
うたわれるものトリロジーセット
遊べるハード:Nintendo Switch
「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」「うたわれるもの 偽りの仮面」「うたわれるもの 二人の白皇」の3作品がセットになった商品。
やや値段が高いが、うたわれるもののメインシリーズ3作品を現役のハードで楽しめる。
和風の世界観が素晴らしく、唯一無二の世界を堪能できるだろう。
トワと神樹の祈り子たちでよくある質問
- Qプレイ時間はどれくらい?
- A
トロコンまでプレイして25時間程度。
ストーリークリアまでだと15~20時間だった記憶(曖昧)。
- Qキャラクターは永久離脱してしまうのですか?
- A
ストーリーが進めば、また使用できるようになります。
- Q最強キャラは?
- A
個人的にはトワ一強。
脇差のタメ攻撃がザコ戦・ボス戦共に強い。通常攻撃特化の刀を作ると快適にプレイできる。
レビューまとめ:値段相応の遊べる良ゲー

今回は、トワと神樹の祈り子たちのレビューを行いました。
通常版価格が3,600円と安いのにも関わらず、キャラクターの魅力が詰まった良ゲーです。
ストーリークリアまでは約20時間、トロコンまでプレイしても25時間ほど。
筆者はプレイしませんでしたが、全依頼クリアやチャレンジダンジョンへ挑戦すれば、もっと長時間プレイすることもできますよ。
気軽に楽しみやすいゲーム性ですので、気になっていた方はぜひプレイしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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